坂城町は、わが国有数の工業集積地として全国的に注目を集め、その工業力は地域経済発展の原動力となってきました。しかし近年、技術の高度化、情報の高度化、国際化、労働力不足、高齢化社会の到来といった様々な社会変化が起こっており、当地域の産業にも影響を与えています。このような時代に当地域がさらに発展するためには、創造的人材の育成、高度先端技術の研究開発及び新分野開拓などを積極的に展開する必要があります。そこで技術開発の支援、人材育成、企業間交流、情報提供などを行う坂城の工業の中核センターとして「坂城テクノセンター」を建設しました。
昭和59年1月 | 「坂城町機械工業産地診断報告」の中で坂城町工業のシンボルとして、「テクノセンター」の建設が提言される。 |
平成3年12月10日 | 町の製造業等関係者の賛同を得、「さかきテクノセンター」の建設及び運営の主体となる財団法人の設立に向けて「坂城テクノセンター建設推進協議会を発足させる。 |
平成4年9月12日 | 財団法人さかきテクノセンターを設立 |
平成4年11月 | さかきテクノセンターの建設に着手 |
平成5年11月29日 | さかきテクノセンター、オープン |
平成6年10月6〜7日 | さかきテクノ交流サミット開催 |
平成7年6月22日 | さかき技術交流研究会発足 |
平成8年2月8日 | 産業の歩みと構造変化への対応を考えるシンポジウム開催 |
平成8年4月〜 | 地域内全企業巡回開始 |
平成24年4月1日 | 公益財団法人へ移行 |
敷地面積 | 4,169u |
建築概要 | 鉄筋コンクリート2階建 延床面積 研究開発施設 研修施設 調査、情報収集・提供施設 技術相談施設 その他の施設 |
主な施設 | 試験検査室・大研修室 (300人収容)・技術実習室 交流サロン・エントランスロビー・研修室・コワーキングスペース |
事 業 費 | 9億円 用地費1億4千万円 建設費7億6千万円 (設計・監理、外構備品購入を含む) |
設 計 | 坂城テクノセンター建設設計委員会 建物設計部会部会長 岡村 勝司 |
請負業者 | 前田・高橋建設共同企業体 |